ゴーストフィルムと車検!実際どうなの?【初心者にも分かりやすく解説!】

著者:株式会社NEO.Craft-JAPAN

ゴーストフィルムとは?

※『ゴースト®フィルム』は株式会社ブレインテックの登録商標であり、他にオーロラフィルムやカメレオンフィルムなどといった呼び方があり、種類は様々です。

ゴーストフィルムは染色剤、顔料などで着色を行っておらず、色が無い透明なフィルムです。えっ?色ついているじゃん!と思いますよね。これはフィルムに着色されている訳ではなく、発色により色が見えます。

発色の仕組み

ゴーストフィルムは120層~150層の多層薄膜フィルムによる光の干渉、分散プリズム効果・屈折・反射によって発色します。(ストラクチュラルカラー)

これはモルフォチョウ・コガネムシ・タマムシなどの発色構造に近いものになります。

グリーンガラスなど色付きガラスでは発色が抑えられ、輸入車などの透明ガラスでは本来のより良い発色が起きやすいです。また夜や光の無い(少ない)時は発色が無く透明で太陽光などの光で発色します。

発色の予想はかなり慣れたショップ様などでないと、難しいです。

ゴーストフィルムの5つのメリット

①UV&IRカット

夏場の運転席、助手席、太陽光でジリジリ暑くて日焼けしたり、エアコンが効かなかったりと嫌ですよね、、そう!あれを軽減してくれます。ゴーストフィルムは着色に注目されがちですが本来は遮熱を目的とした技術です。また太陽光による内装の劣化を防ぎます。

②目が疲れにくい

ゴーストフィルムの中でもIRピュアゴーストピュアゴーストは可視光線のまぶしい光のギラツキを遮断する防眩機能もあり、目が疲れにくく運転しやすい。

また夜間や雨天時の対向車のライトのまぶしさを抑えます。

③ガラスの飛散防止

ゴーストフィルムもスモークフィルムと同様にガラスの飛散防止効果があります。万が一の事故時にガラスが飛散するリスクを軽減します。

④ドレスアップ

車のガラスはパーツの中でも大きい部分なので施工すると見た目がガラッと変わります。また種類も色々とありますので自分好みにカスタム出来ます。

⑤プライバシー保護

リアのガラスにはスモークフィルムを貼ったり、純正でプライバシーガラスがついていたりとプライバシー性を求める方が多いですがフロントもゴーストフィルムを貼ることによって車内の様子が覗きにくくなるため、車内車上荒らしに狙われるリスクを軽減します。

ゴーストフィルムの3つのデメリット

①車検が通らない場合がある

フロントガラス、運転席、助手席ガラス(小窓含む)へのフィルム施工については施工後、可視光線透過率70%以上が必要となります。70%以下の場合は保安基準に適合せず、そのまま車検を通すことはできません。

②フィルムの経年劣化

車のコーティングが劣化したり、タイヤが劣化したりするのと同じでゴーストフィルムも経年劣化しないわけがありません。ただ、ゴーストフィルムが1-2年で数%も可視光線が落ちることはありません。
ピュアゴーストは耐候試験1000時間(5-10年に相当)で可視光線透過率に変化の無い事が確認できています。

③視界が悪くなる

ゴーストフィルムの種類によっては車内からの視界が悪くなり、運転がしにくくなってしまう物あります。

車検は大丈夫なのか?

車検と法律

保安基準の条文より以下のように解釈することができます。

・運転席より後方のガラスには特に規制が無い。
・運転席ガラス・助手席ガラス・フロントガラスは、フィルム施工後に透明で可視光線透過率70%以上なら施工可能。
(この場合の透明の定義は他の自動車・歩行者等が確認できる透過性)
・フロントガラス上縁から開口部高さの20%までは透明で有れば可視光線透過率に規制は無い。
(この場合の透明の定義は交通信号機が確認できる透過性)
・可視光線透過率(測定)とは
可視光線透過率には告示による基準・規則、規格があり指定された試験装置(可視光線透過率測定器)での測定の必要がある。
(同規格で作られた可視光線透過率測定器PT-50/PT-500などで計測する必要、LEDを使う簡易測定器は規格外)

可視光線透過率70%以上あれば問題ない

フロントガラス、運転席、助手席ガラス(小窓含む)へのフィルム施工については指定された可視光線透過率測定器PT-50/PT-500などで測定し、可視光線透過率が70%以上あれば問題なく車検に通ります。これは車のガラスやフィルムの種類によって数値が変わってきますので、実際にガラス面にフィルムを貼りつけしてみないと予想することは難しいです。

将来違法になるのでは?

国交省ホームページ、自動車技術総合機構などの一次情報で判断ください。
その予定はありません。

ゴーストフィルムについてのよくある質問

透過率が落ちて車検に通らなくなることはないの?

施工したときは可視光線透過率70%以上だったが数年経ってから測定したら可視光線透過率70%以下になっていた。という話を聞きます。もちろんフィルムも劣化したり、たばこのヤニや汚れ、傷が付くなどといった要因で可視光線透過率が低下することがあります。ただ、ゴーストフィルムが1-2年で数%も可視光線が落ちることはありません。施工する際は可視光線透過率に余裕を持った施工をすると良いでしょう。

フィルムアンテナや車検ステッカーなどはどうするの?

ガラス面にフィルムアンテナやステッカー類、ドライブレコーダーなどが貼ってある場合は剥がして施工します。フィルムアンテナは再利用できませんので新しいものをお客様ご負担でご購入していただきます。車検ステッカーは綺麗に剥がし、再度貼りつけ致します。

剥がすときに糊残りが多くて大変?

ゴーストフィルムでなくてもスモークフィルムなど貼ってしばらくは糊残りが少なく簡単に剥がすことができますが数年経ってから剥がそうとすると糊が劣化してきれいに剥がせなくなる場合があります。

ETCやGPSなどには影響はないか?

ゴーストフィルム非金属、金属を使用していなく電波障害ありません。

ハンドサイン・アイコンタクトが出来ないから危険ではないか?

こちらは法律関係で記載を見つけることができません。
ドライバーの意思表示はウインカー・ホーン・パッシング・ハザード等で定められ、手信号は窓から出した腕と定められています。

どこで施工してもらえる?

長野県でゴーストフィルムを施工するなら弊社にお任せください!

弊社、(株)NEO.Craft-JAPANではゴーストフィルムの知識が豊富なスタッフがおりますのでゴーストフィルム、カーフィルムの事ならなんでもご相談ください。

また出張施工にも対応しております。(条件あり)

リーガルゴーストショップ認定施工店

弊社(株)NEO.Craft-JAPANは安心してゴーストフィルムの施工相談ができる認定施工店です。弊社でフロントガラス及び、運転席、助手席ガラス(小窓含む)にフィルム施工した場合、陸運局や軽自動車検査協会、警察などでも使われている指定された可視光線透過率測定器PT-500で測定します。また有料で可視光線透過率測定結果証明書の発行も行っております。これはディーラー・整備工場などの入庫拒否対策、車検前の予備検査、校正取れていない測定器での誤計測対策にお使いいただけます。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です